◆フィギュアスケート ▽世界ジュニア選手権 第3日(16日、エストニア・タリン)
女子ショートプログラム(SP)で全日本選手権6位の渡辺倫果(法大)は59・96点だった。
冒頭の2回転半、続くルッツ―トウループの連続3回転は着氷したが、後半の3回転フリップが1回転になり、「落ち着いてルッツトウはいけたが、ルッツに気を取られすぎてフリップを失敗してしまってすごく悔しい」と振り返った。
17日のフリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑む予定。「アクセルの成功確率は良いものになっているので、あとは試合で決めるだけ。意地でも勝ちに行くっていう気持ちでやりたい」と意気込んだ。
「自分自身、どれくらい通用するのかっていうのも正直わからないことばかり。表彰台を狙いすぎず、視野に入れつつやりたい。多分ショート(SP)で大きい点差が出てしまうのかなと思っているので、あとはフリーで挽回して上に行けるところまで行こうと思う」と気持ちを切り替えた。