明石家さんま「本当はもっと早く来たかった」 11年ぶり石巻“聖地訪問”にテンションMAX

スポーツ報知
拍手喝采で迎えられた明石家さんま

 お笑いタレント・明石家さんま(66)が16日、宮城県石巻市で自身が企画・プロデュースし、昨年の第46回報知映画賞アニメ作品賞を受賞した映画「漁港の肉子ちゃん」(渡辺歩監督)の上映会を行った。同市は原作小説のモチーフとなった土地の一つ。公開から10か月あまり、11年ぶりとなる念願の“聖地訪問”に、テンションMAXでトークを披露し、「もう一本、渡辺監督とアニメ作品をやりたい」と次回作への意欲を初めて口にした。

 お笑い界のスーパースターの“凱旋”に、計2400人の観客が会場に詰めかけた。「さんまちゃ~ん!」という呼び声と拍手喝采の大歓迎ムードに、普段からハイテンションのさんまのトーンが一段とはね上がる。「東京から仙台まで新幹線で2時間。仙台から車で1時間半。サイパンに行く方が近い」と笑わせつつ、「本当はもっと早く、この場に来たかった。来られてよかった」と喜びをかみしめ、声援に応えた。

 直木賞作家・西加奈子氏(44)のベストセラー小説にさんまがほれ込み、映画化を直訴したハートフルコメディー。西氏は石巻市と女川町を訪れ、女川町の漁港にある焼き肉店をヒントにするなど両市町をモチーフにして書き上げた。昨年6月の映画公開後、同作を引っ提げてすぐにでも訪れる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため断念。その後、超多忙のスケジュールをやりくりして、ようやく現地入りが実現した。

 さんまが石巻市を訪れるのは、2011年のフジテレビ系「FNS27時間テレビ」の復興企画以来、11年ぶり。当時はまだ、東日本大震災の傷痕が残っていた。「11年前は目を覆いたくなる光景が広がっていたが、今日来たら家やビルが建っていて。本当に人の力はすごいなと。捨てたものではないなと思いました」と感慨深く語った。

 トークイベント後は、壇上の勢いそのままに報道陣向けの会見を行った。関係者によると、東京や大阪以外で取材に応じることは極めて異例で、本人も「全く記憶にないないなぁ」と頭をかくほど。それだけ、さんまにとっては思い入れの強いイベントだったとみられる。会見では「もう一本、渡辺監督とやりたいと思っている。小説などを読みあさっている最中です」と、次回作に向けて構想を練っていることを初告白。“さんまプロデューサー”が、日本中を温かい笑いに包む日は近いかもしれない。

 ◆トロフィーに“注文”

 昨年の報知映画賞を受賞した際、さんまはスポーツ報知にコメントを寄せ「今日から報知新聞をとるようにします」と宣言していた。

 ただこの日、現在も購読していないことが明らかに。「報知映画賞が一番最初に賞をくださり、他にも新聞社の賞をもらえるかもしれないから、報知だけ購読するのはまずいと思った」と釈明した。ただ、負い目は感じているようで「梅雨明けの7月末から報知新聞をとります」と誓った。

 一方で、同賞のトロフィーには“注文”も。「トロフィーをいただいたその日に、台座の上が(取れて)壊れてしまった。今は接着剤でくっつけてます。上をもっと頑丈にしてほしい。大竹しのぶさんも同じことを言ってました」と話していた。

 ◆さんまに聞く

 ―2階まで会場は満席だった

 「こんなにお客さんが来てくださるとは思ってなかった。本当にありがたい限りです」

 ―多くの賞を獲得した

 「米国アカデミー賞にはノミネートされなかった。現地に行っていたら(平手打ち騒動があった)ウィル・スミスに殴られていたかもしれないが、アカデミー賞をいただけるなら、いくらでも殴られに行きます」

 ―木村拓哉の娘・Cocomiも出演している

 「彼女は本当にすばらしかった。試写会に木村一家が来ていて。木村に『Cocomiちゃんが稼いでくれるから、お前は働かなくていいわ』って言っときました」

 ―女川町はサンマが名産だが、サンマは食べたか

 「食べてません。最近、サンマが値上がりしていて、控えめにしてます」

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