ゴール前で差し切ったダノンスコーピオン(手前)
◆第31回アーリントンC・G3(4月16日、阪神競馬場・芝1600メートル=良)
3着までNHKマイルC・G1(5月8日、東京・芝1600メートル)の優先出走権が与えられるトライアルは、川田将雅騎手とコンビを組んだ1番人気のダノンスコーピオン(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎、父ロードカナロア)が重賞初制覇を飾った。ゴール寸前の差し切りで、昨年の朝日杯FS3着馬が地力の高さを見せつけた。勝ち時計1分32秒7。
首差の2着には7番人気のタイセイディバイン(松若風馬騎手)。内で粘った4番人気のキングエルメス(坂井瑠星騎手)が際どい3着争いを制した。