競輪・オートレースの「2022年度補助事業交付式」が15日、埼玉県川口オートレース場内イベントホールで行われ、競輪の佐藤慎太郎(45)=福島・87期=、オートの森且行(48)=川口・25期=が出席した。
昨年1月の落車事故で負傷して以来、久々にオート場のイベントに登場した森は「僕らが走るレースの売上金の一部が社会に還元され、地域のみなさんのお役に立てていることをうれしく思います。今はリハビリに励んで、1月に背中のプレートを外しました。まだマヒが残っていて、神経がつながるまで2年かかると言われているので、あせらずリハビリを続けています。できれば6月に練習参加して、足の踏ん張りが利かないようなら6度目の手術も考えたいです」とファンの前で近況を伝えた。
一方、10日に終わったG3平塚記念を優勝し、5月3日から平競輪場で行われるGI日本選手権を控える佐藤は「私たち選手がレースに参加した売上金で社会貢献し、みなさんのお役に立てることを誇りに思います。日本選手権は地元なので、全力でとりにいきたい」と決意を新たにしていた。