【ヤクルト】なぜ茨城・守谷? 2軍施設移転協議の経緯 発端は19年台風で戸田球場水没…球団が説明

スポーツ報知
 

 プロ野球の東京ヤクルトスワローズとその親会社であるヤクルト本社は15日、茨城県守谷市との間で、同市への東京ヤクルトスワローズ2軍施設の移転に関する協議、検討を開始することになったと発表した。

 この計画についてヤクルト球団の江幡専務は以下の通り経緯を説明した。

 ―施設が手狭になったことが理由の一つ

 「そうですね。スタンドも(増設したくても)仮設しかできない。ほとんどのお客さんが土手から見てるような状況でもありますし、寮に併設されている屋内練習場も以前よりは少しは大きくなったとはいえ、まだまだ狭い状況。土地的にもこれ以上広くすることはできないと、そういうところがありました」

 ―19年には台風で水没したこともあった。

 「それももちろん大きな理由の一つです。やっぱりあそこは残念ながら大雨が降ると水門を空けられてしまう場所なので」

 ―移転はいつ頃から検討してきた?

 「いろいろ今言ったような問題があって、ちょっと何とかしなくちゃいけないねなんて話は出てたんですが、具体的に動き出したのは2019年ですか、台風で4メーター半水没したという、それが一番動き出すきっかけになっています」

 ―守谷市から提案を受けたのはいつ頃?

 「去年、1年ちょっと前ですかね」

 ―他の自治体からも提案はあった?

 「実はやっぱり、一番近いところがいいわけですから、戸田市内、埼玉県内、東京都内含めて色々とリサーチはしたんですけど、既存の球場なんかも見てきたんですけどやはり市民の方も使っていらっしゃるし、プロが使用するには相当大改修しないといけないと施設は使えない、で新たに土地を購入して施設を建てようとしても埼玉とか東京はまとまった土地を獲得するのが非常に難しいとか、そんな状況もある中で少しずつ少しずつ外に向けて広げてリサーチをしていった結果として茨城の南部というところで、いくつかの候補の中で守谷市さんとお話がまとまったということですね」

 以下は球団リリースの主な概要。施設、球場の場所など詳細は今後、守谷市側と協議を進めるという。

【協議開始に至った経緯】

 現在、埼玉・戸田にある2軍施設の選手寮の老朽化に加え、各施設が手狭になったことから、より充実した2軍施設の整備を行うため新たな2軍施設候補地を検討してきた。今回、茨城県守谷市より2軍施設誘致の提案があり検討した結果、東京ヤクルトスワローズ、ヤクルト本社および守谷市にて移転の実現に向けた具体的な協議、検討を進める運びとなった。

【移転施設の概要】

(1)東京ヤクルトスワローズ2軍球場

(2)東京ヤクルトスワローズ2軍サブグラウンド

(3)室内練習場

(4)選手寮およびクラブハウス

【今後の予定】

2026年度の施設開業を目指し、協議、検討を進めていくが、その内容に関しては必要に応じて発表する。

【茨城県守谷市の概要】

茨城県の南西端に位置し、東京都心から40km圏内にある。東は取手市と西は常総市、北はつくばみらい市に隣接し、南は利根川を挟んで千葉県野田市と柏市に相対した市。つくばエクスプレス秋葉原駅から守谷駅まで最短32分。2026年を目途として常磐自動車道守谷SAにスマートインターの計画がある。

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