【大学野球】東北学院大、小技と機動力を武器にスモールベースボールで勝つ・・・仙台六大学野球リーグ9日開幕

スポーツ報知
ケース打撃でバントの構えをする東北学院大の三浦

 12年秋以来の優勝を狙う東北学院大は、主将の三浦啓太捕手(4年)=北海出=が「スモールベースボールで勝つ」と宣言。小技と機動力を武器に、打倒・東北福祉大&仙台大を果たす。また今季から2勝先勝の勝ち点制が復活した。

 昨秋、東北学院大はリーグ優勝74回で最多の東北福祉大を2―1で破り、同校からは18年秋以来5季ぶり(20年春は中止)となる1勝をつかんだ。入学して以降、東北福祉大と昨秋王者の仙台大に1度も勝ったことがなかったナインが自信を得ただけでなく「自分たちの野球スタイルを見直すことにもつながった」と三浦主将は言う。

 それまでチームは打ち勝つ野球をモットーにしてきたが、東北福祉大戦の勝ち越し打は「ボテボテの内野安打だった」と三浦。「格上の相手に力で向かっていっても、チャンスは少ないしきれいなヒットは出ない。なら確実に走者を進め、ノーヒットでも点を取れる野球をするのが優勝への近道」と主将が話し、チームは方向転換した。増やしたのは走塁とバントの時間。積極的な走塁で「機動破壊」の代名詞がある高校野球の健大高崎(群馬)出身のメンバー数人をコーチにし、リードの幅、ベースの蹴り方などを「健大高崎式」に統一するなど徹底した。

 三浦自身は強肩と、昨秋は捕逸0の高い守備力が売り。「守備でいらない点は1点もやらない」と意気込む。昨年は打順下位だったが、冬にフォーム改善をして春のオープン戦からは4番。「とにかく優勝したい」。生まれ変わったチームが、仙六2強に割って入る。(小山内 彩希)

 〇…144キロ右腕の菊池洸慶投手(4年)=市太田出=が、今冬から導入した“新投法”でチームを優勝に導く意欲だ。マウンドで左足を上げると体の軸がぐらついてしまう癖を、左足のかかとを右ひざにつけるように上げることで改善。「体の軸がぶれないおかげで制球力が上がり、変化球の精度も良くなった」と笑顔。1年春からリーグ戦に登板し続けるも白星なし。「この春は優勝と(自身の)初勝利がほしい」と切望した。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×