大東大・真名子圭監督 箱根駅伝予選会で敗退が続くチーム再建へ「近い将来、優勝を狙います」就任会見で抱負

スポーツ報知
大東大復活に向けて就任した真名子新監督(左から4人目)。新しいアディダスのジャージーもお披露目された

 3年連続で箱根駅伝予選会敗退と低迷する大東大の再建の切り札として就任した真名子圭(まなこ・きよし)新監督が7日、埼玉・東松山市の東松山校舎で会見を行った。大東大OBの真名子監督は「まず、今年度は箱根駅伝に復活出場を目指します。近い将来、5度目の箱根駅伝優勝を実現するために取り組んでいきます」と力強く話した。また、今年度から新たにユニホームサプライヤーとなったアディダスの新ジャージーも、お披露目された。

 大東大は青葉昌幸監督が率いていた時代に箱根駅伝で連覇を2度達成(1975年と76年、90年と91年)。1990年度には史上初の学生駅伝3冠を達成した。

 しかし、近年は低迷が続く。2019年の箱根駅伝では1区で新井康平(当時4年)がスタートからわずか約200メートルで左足首を捻挫する不運に見舞われて大きく出遅れ、総合19位に終わった。その大会を最後に奈良修監督が退任。馬場周太監督が後を受け継いだが、19年の箱根路を最後に3大会連続で予選会敗退を喫し、馬場監督は3月末で退任した。

 復活の切り札として白羽の矢が立ったのが、1998年~2001年に大東大の選手として4年連続で箱根駅伝を駆けたOBの真名子氏だった。

 真名子氏は2001年に大東大を卒業後、実業団のホンダに入社。その後、退社して教員に転職。地元の三重県の公立高校の教員を経て、2012年に仙台育英高の監督、教員に就任した。当時、仙台育英高は低迷していたが、真名子監督の熱心な指導で復活。2019年に全国高校駅伝で12年ぶりに優勝を果たした。今年の箱根駅伝1区で15年ぶりに区間記録を更新した吉居大和(現中大3年)ら多くの好選手を育成し、その指導力には定評がある。

 大東大の内藤二郎学長は「昨今、芳しい成績を残せていません。戦国駅伝の厳し戦いですが、真名子監督のもと復活してほしい」と熱望した。真名子監督には、仙台育英高を復活させたように大東大も復活に導くことが期待される。

 ◆真名子 圭(まなこ・きよし)1978年9月27日、三重・四日市市生まれ。43歳。中学校時代は陸上部に所属も「走ることより遊ぶことが楽しかった」。四日市工高から本格的に走り始め、3年時に全国高校総体3000メートル障害に出場。1997年に大東大経済学部に入学。箱根駅伝には4年連続で出場。1年7区14位、2年1区14位、3年1区9位。主将を務めた4年時は10区で区間新記録(当時)の区間賞。2001年に卒業し、ホンダに入社。06年に退社し、教員免許を取得するために再び大東大で2年、学ぶ。その間、大東大コーチを務めた。その後、三重県の公立高校に勤務した後、12年に仙台育英高監督に転身。全国高校駅伝では優勝1回、2位1回、3位2回。妻、長男、長女、次女の5人家族。

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