◆柔道 全日本選抜体重別選手権(3日、福岡国際センター)
男子100キロ超級で東京五輪代表の原沢久喜(長府工産)は、準決勝で小川雄勢(パーク24)に指導3つによる反則負け。「思い切り自分の柔道をやりたかったが、結果がついてこなかった」と肩を落とした。
原沢は3位決定戦に敗れて2大会連続のメダルを逃した東京五輪後、進退を考えた時期もあったという。「やれるだけやってみようと思った」と再起し、4月から所属先も地元・山口の長府工産に変更。「優勝していいスタートを切りたかったが、そう簡単にはいかない。切り替えて(29日の)全日本選手権で優勝できるように、しっかり準備していきたい」と前を向いた。