古賀稔彦さん次男・玄暉、「攻めるスタイルを貫け」亡き父の言葉を胸に…五輪王者破り男子60キロ級連覇

スポーツ報知
男子60キロ級決勝、高藤直寿(右)に出足払いで一本勝ちした古賀玄暉(代表撮影)

◆柔道 ▽全日本選抜体重別選手権(3日、福岡国際センター)

 男子7階級が行われ、66キロ級は東京五輪金メダルの阿部一二三(24)=パーク24=が優勝した。決勝で世界選手権2連覇中の丸山城志郎(28)=ミキハウス=との1年4か月ぶりの再戦を制した。60キロ級は元五輪王者の故・古賀稔彦さんの次男・古賀玄暉(23)=旭化成=が東京五輪金の高藤直寿(28)=パーク24=を破り2連覇した。

 古賀が亡き父に2連覇を届けた。決勝は五輪王者の高藤に2分1秒、好機を逃さずに得意の出足払いで一本勝ち。「いつかは超えなければいけない選手。絶対にチャンスが回ってくると思って、最後まで集中してできた」と胸を張った。

 昨年3月24日、父・稔彦さんが53歳の若さで亡くなった。直後のこの大会で涙の初優勝を遂げたが、世界選手権では初戦敗退と無念の結果に終わった。一周忌を迎え、父から次男の自分へ、生前に贈られたLINEのメッセージを見返した。「最後まで気を抜かず、攻めるスタイルを貫け」。偉大な柔道家の言葉を胸に再び頂点に立った。

 「ここで勝たないと次の道はないと思っていた。小さい頃から五輪で金メダルを取るのが夢であり目標。そこに向かって頑張っていきたい」。世界選手権代表は五輪金の実績がある高藤が選ばれたが、パリ五輪代表争いへ、逆襲の足がかりを確実につかんだ。

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