阿部一二三ＶＳ丸山城志郎が１年４か月ぶりに実現　両者とも決勝進出…柔道選抜体重別

◆柔道　全日本選抜体重別選手権（３日、福岡国際センター）

　男子６６キロ級で東京五輪金メダルの阿部一二三（パーク２４）と世界選手権２連覇の丸山城志郎（ミキハウス）が決勝で対戦することが決まった。両者の対戦は２０年１２月に２４分間の死闘を繰り広げたワンマッチ代表決定戦以来、１年４か月ぶりとなる。

　阿部は１回戦で新井雄士（皇宮警察）に圧巻の一本背負い投げを決め、準決勝は内村光暉（自衛隊）に指導３つによる反則勝ちを収めた。丸山は１回戦で武岡毅（パーク２４）に指導３つによる反則勝ち。準決勝は昨年１０月のＧＳパリ大会を制した田中龍馬（筑波大）から内股で技ありを奪って優勢勝ちした。