【巨人】原辰徳監督に聞く　山崎伊織の今後に「１回空ける。明日は平内がリリーバー要員できます」

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　巨人５―４阪神（２日・東京ドーム）

　巨人が「伝統の一戦」に連勝して５連勝を飾り、今季初の単独首位に立った。２点リードの９回に登板した大勢（翁田大勢）が１点を失ったが後続を断って、プロ野球新記録となる初登板から６試合連続セーブをマークした。打線は１回に坂本の２戦連続２号２ランで追い付くと２回に丸の２号ソロで勝ち越し、３回はポランコの２戦連続３号ソロで加点。２番手の戸田がプロ初勝利を挙げた。

　◆原監督に聞く

　―初回に２点の先行を許したが、すぐに追いついた。先頭・吉川が二塁打でチャンスメイク。

　「今日は打撃もさることながら、尚輝の守備力が生きたね。非常にこのところ、存在感が出てきたなって感じがするね」

　―先発・山崎伊が３失点で４回途中で降板。

　「リズムもスピードも精度もっていうところじゃないかね。我々が求めているところはかなり高い位置で見ているので、さらに次に期待をしたいね」

　―今後については。

　「山崎は、とりあえず１回空けるという形にします。明日は平内がリリーバー要員できます。（山崎伊は）故障明けというのもあるので１回時間を置く、（１回）飛ばすというのかな、それがいいのかなと思ってます」