◆京滋大学野球春季リーグ戦第1節第1日 ▽花園大5―4びわこ成蹊スポーツ大(2日・皇子山)
びわこ成蹊スポーツ大が土壇場の逆転サヨナラで開幕勝利を逃した。「いい粘りを出してくれたんですが、結果が伴わずに残念です」と山田秋親監督(43)は振り返った。
同点で迎えた9回、2死から相手の失策で走者二塁。2番の谷口綜大(1年=智弁学園)が右越え三塁打を放って勝ち越しに成功したが、その裏、バッテリーミスもあって、逆転を許した。「練習から勝負強いといころを見せていたので起用しました。期待にこたえてくれてうれしいです」と山田監督が抜擢の理由を説明する。5回にもタイムリーを放った谷口は昨夏の甲子園準優勝メンバーの一員。悔しい敗戦のなかにも、光明はあった。