フィギュアスケート女子で2018年平昌五輪4位の宮原知子(木下グループ)が1日、オンラインで引退会見を行った。
会見の最後には、3月の世界選手権で金メダルを獲得した宇野昌磨(トヨタ自動車)がサプライズで登場。花束を手渡した後「小さい頃から知子ちゃんを見て、僕も早くシニアに上がって、同じような舞台で戦えるようになりたいと思っていた」とスピーチした。
「最後に知子ちゃんが今どんな気持ちで、スケート人生を終えたか僕には分からない部分もあると思うんですけど、すごく満足な終わり方ができていたら、僕はうれしい。これからもたくさん大変なことがあると思うんですけど、多分スケーター全員が『知子ちゃんなら、どんなことがあっても絶対できる』と言い切れると思う。僕もその1人なので、これからも頑張って下さい。僕はみなさんが『まだスケートやってるよ』ってテレビの前で言えるくらい、スケートを続けたいと思います」とエールを送った。