◆第66回大阪杯・G1(4月3日、阪神・芝2000メートル)追い切り=3月30日、栗東トレセン
昨年の覇者レイパパレ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト)は、坂路を単走。中2週と間隔が詰まっているため馬なりのソフトな追い切りだったが、はずむようなフットワークで駆け上がり、53秒4―12秒2と鋭く締めた。香港遠征からの帰国初戦となった金鯱賞(2着)を叩いての上積みは十分に見込める。
高野調教師は「この中間は疲労を回復させ、整える程度でしたが、ちょうどいいラップ、負荷、内容の追い切りができましたね。金鯱賞からの上積みは難しいと思っていましたが、牧場のケア、厩舎スタッフのおかげでその上積みが見込めそうです」と、想像以上に良化した5歳牝馬に連覇への手応えを感じていた。