浦和は29日、さいたま市内でチーム練習を報道陣に公開した。
19日の磐田戦(4〇1)で負傷し、右足第5中足骨骨挫傷のため日本代表の活動を辞退したDF酒井宏樹は全体練習に復帰した。ボールを使ったパス回しのトレーニングでは球際で激しくプレス。ゲーム形式の練習には加わらなかったが、順調な回復ぶりをアピールした。
また、負傷のためU―21日本代表の活動への参加を見送ったDF大畑歩夢はチーム練習に完全合流。ゲーム形式の練習などフルメニューをこなし、復調ぶりを見せた。MF伊藤敦樹、平野佑一は別メニューで調整した。
チームは、日本代表ウィーク後にリーグ戦が再開する4月2日にアウェーで札幌と対戦する。横浜FCから新加入したMF松尾佑介は負傷から復帰。今季はこれまで公式戦の出場はないが、クラブから背番号11を託されるなど期待は大きく「期待通りのプレーをしたい。クラブを助けるような活躍をするのがサッカー選手として一番大事。クラブ、自分の価値を上げていきたい」と新天地での活躍を誓った。