トヨタ自動車が勝利 東京五輪金メダルの後藤希友が最速111キロで0封に6502人が興奮…ソフトボールJDリーグ開幕戦

スポーツ報知
先発のトヨタ自動車・後藤希友

◆JDリーグ オープニングゲーム トヨタ自動車 1―0 ビックカメラ高崎(28日、千葉・ZOZOマリン)

 女子ソフトボールの今季から発足した「ニトリJDリーグ」が、ZOZOマリンで開幕した。前身の日本リーグで昨季2位のトヨタ自動車が終盤に得点し、同1位のビックカメラ高崎に競り勝った。

 トヨタ自動車は昨年の東京五輪金メダルに貢献した左腕・後藤希友(みう)が、最速111キロの直球を主体に攻めの投球を見せ、4回を2奪三振、無失点に斬り、勝利に貢献。6502人の観客から大きな拍手を浴び「久々にいっぱいお客さんが入ってくれました。思い切って投げられたし、初回から流れをつくっていけたと思います」と胸を張った。

 打っては7回、2死三塁で今季から4番に座る、23歳の下山絵理内野手がしぶとく中前適時打を放った。この日のMVPにあたる「MWP(Most Wow Player)」(Wowはワクワク感の意味)にも選ばれ、観客の前でお立ち台に上がり、「絶対にこの回で得点して勝ちたいという気持ちが全面に出た攻撃になったと思います」と満面の笑みで語った。

 一方、ビックカメラ高崎は打線が沈黙した。トヨタ自動車の後藤、2番手で今年の日本代表にも選出された右腕・三輪さくら、3番手で東京五輪銀メダルのモニカ・アボットの前に2安打に抑え込まれた。先発した千葉出身の右腕・浜村ゆかりは完投。6回まで無失点に抑えていたが、終盤に粘り切れず、7回に2安打を許して失点した。エース右腕・上野由岐子は登板がなかった。

 ソフトボールは24年パリ五輪で実施種目から除外。28年ロサンゼルス五輪で復帰を目指し、競技の普及・強化、人気獲得が急務だ。試合前には選手と同じグラウンドでの「親子キャッチボール」やレジェンド・宇津木妙子氏による「ドリームノック」などが行われ、開幕を盛り上げた。ニトリJDリーグの島田利正チェアマンは「とりあえずスタートが切れた」と安どの表情も、観客数には「もうちょっと貪欲にいけた」とPR面で課題を口にした。五輪金メダルからメジャー化へ、改革はここから始まる。

 ◆JDリーグ ジャパン・ダイヤモンドリーグの略称。「ダイヤモンドのように輝く」の意が込められる。16チームが東西地区で分かれ、レギュラーシーズンは1チームにつき、地区シリーズ21、東対西の交流戦シリーズ8の計29試合で行われ、勝率で順位を決定。東西の3位までと各4位の勝率の高い方が11月のポストシーズンに進出し、年間チャンピオンを決める。

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