親の終活に関する意識調査 「話したことはないが話したい」が約40% 話しあっていない理由は「切り出しにくい」が最多

親の終活問題は難しい
親の終活問題は難しい

 株式会社エス・エム・エスが運営する、葬儀社紹介サービス「安心葬儀」がこのほど「親の終活に関する意識調査」の行い、子供の立場からのモヤモヤした思いが自由回答に寄せられた。

 調査は2022年2月2~3日、60歳以上の親を持つ男女を対象にインターネットで行われ、1003人(男性641人、女性362人)が回答。

 自らの親の終活について「話したことがある」は32・3%、「話したことはないが、話したいと思っている」は39・3%、「話したことはないし、今後も話すつもりはない」が28・4%だった。

 このうち「話し合っていない・話し合わない」と回答した人が、その理由に挙げた1位は「切り出しにくい、話しにくい」で44・8%。2位「話す機会・時間がない」27・9%、3位「何を話すべきかわからない」21・9%と続き、終活について会話をする上でのきっかけ作りに悩みがうかがえた。

 「親と生前に話し合っておきたいこと」を複数回答でたずねたところ、「介護の希望」37・5%、「葬儀」36・8%、「延命治療」35・9%がベスト3。「相続財産・借金・保険」とお金に関することが29・3%で続いた。

 終活に関するエピソードとしては、「これまで何度も、親の意向を聞こうとしたけれど、確かなことを聞けないうちにホームに入り、今はコロナで面会が自由にできない」(60代女性)、「父親に終活のことを言ったら『俺はまだ元気だからそんなものは必要ない』と聞く耳持たず」(50代男性)、「コロナにより対面で話す機会が全くなくなり、電話で年始の挨拶をしたくらいです。親の年齢を考えると込み入った話も始めなければと思うのですが、どう切り出せばいいのかわからずにいます」(40代男性)といった戸惑いの声が。

 一方で「父親がきまりの良い人で自ら積極的に終活してくれるので助かっている」(60代男性)、「軽いエンディングメモみたいなのを毎年親の誕生日に受け取っている。最初はビックリしたけど必要だと思った」(30代女性)と親の配慮への感謝も寄せられた。

 調査した会社は「話しにくい上に、何を話すべきかわからない、という結果となり、親と話すきっかけに悩む人が多いことがうかがえる」などと分析している。

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