宇野昌磨「もっとうまくなるための始まりの年」 北京五輪後もモチベーション維持

スポーツ報知
公式練習に参加した宇野昌磨(カメラ・高木恵)

 フィギュアスケートの世界選手権は23日、フランス・モンペリエで開幕する。男子で北京五輪銅メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)が22日夜、この日2度目の練習を本番リンクで行った。「五輪が終わってから今日までまったくけがなく、自分が望んでいた練習ができて、確かな手応えを感じることができた。本当に練習に関しては、これ以上思い残すことがない自信があります」と、この1か月間を振り返った。

 ショートプログラム(SP)「オーボエ協奏曲」の曲かけは4回転フリップ、4回転―3回転の連続トウループ、トリプルアクセル(3回転半)をすべて成功。その後、ループ、サルコーの4回転も降りた。

 4回転4種類5本の構成のフリー「ボレロ」は、北京五輪では前半に組み込んでいたフリップを後半に入れた。「(冒頭から)ループ、サルコー、フリップという3個連続のジャンプっていうのも、けっこうそれはそれでハードだなということで、フリップを後半にしたんですけど。今後もっと高難度の構成、フリップを2本にしたりするかもしれないですし、それを考えたときに後半のフリップは必ず重要になってくると思ったので、せっかくなので後半に戻しました」と意図を明かした。

 これまでの練習ではプログラムを最初から最後まで通すことが多かったが、五輪後からパートごとに分ける方法を取り入れた。3回転半、スピン、ステップ、4回転フリップまでを1つのセットにして重点的に繰り返した。「確率は間違いなく上がった。ようやくフリーでのノーミスが偶然ではなく、自分の実力でできる状態に、3回に1回くらいはノーミスできるんじゃないかなという確率になったんじゃないかなと思います」。

 五輪後にモチベーションが下がることもなかった。「僕にとって今季は偶然調子が上がった年なだけであって、今年からもっとうまくなるための始まりの年。もっともっと自分は成長すると思っているので、全然五輪で満足したというのはない」と語った。17、18年と銀メダルの大会で練習の成果を発揮し、今後につなげていく。

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