【巨人】清水隆行氏の見解 赤星優志は打者有利のカウントになっても多彩な球種で戻せる「楽しみな投手」

スポーツ報知
初回無死、西川遥輝から空振り三振を奪った赤星優志(カメラ・泉 貫太)

◆オープン戦 巨人1―2楽天(20日・東京ドーム)

 巨人のドラフト3位・赤星優志投手(22)=日大=が、開幕第3戦目・27日の中日戦の先発を任されることが決定的となった。この日、先発した右腕は自己最長となる6回を投げて5安打1失点、6奪三振の快投。野球評論家の清水隆行氏が、赤星の投球を解説する。

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 東京ドーム初マウンドの影響かもしれない。赤星は1巡目、7人の打者に初球をボールから入った。しかし、ボールが先行してもいろいろな球種でカウントを戻せるのがこの投手の強みだ。

 困った時に選択できるボールがストレートだけではない。カットボールやカーブを使える。ツーシームもある。3回1死二、三塁、浅村には3ボール2ストライクからカーブを選び三振に取った。内角も思い切って突ける。初回、先頭の西川には3ボール1ストライクから内角のカットボールで空振りさせ、6球目、内角のストレートで三振させた。

 左打者の目線で表現する。打者有利のカウントの時、扱える球がストレートかスライダーしかない右投手は「入って来る球」さえマークすればいい。だが、赤星には外に逃げるツーシームがある。フォークもカーブも扱える。多彩な球種でコースも高低も広げられ、緩急も付けられる。非常にやっかいな投手だ。

 開幕ローテーションは当確だろう。しかし、大学時代と違い、プロでローテに入ると長いイニングを1週間に1度、6か月以上投げ続けないといけない。今後はコンディションの維持と年間を通した研究も必要になるだろう。しかし、「楽しみな投手」が出て来たことだけは間違いない。(清水隆行=野球評論家)

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