【ぷよぷよファイナルズ】19歳「ともくん」が完全優勝、史上初2度目のシーズン王者に

優勝したともくん選手(左)と準優勝のぴぽにあ選手
優勝したともくん選手(左)と準優勝のぴぽにあ選手

 対戦型パズルゲームのセガ公式プロeスポーツ大会「ぷよぷよファイナルズ SEASON4」が19日、東京・新宿のルミネゼロで無観客開催された。今季好成績を収めたトッププロ8人によるシーズン王者決定戦を制したのは、最年少プロのともくん選手。王座経験者同士の決勝戦を制し、史上初となる、SEASON2以来2度目の年度王者に輝いた。

 「怖かった」。19歳の手は震えていた。前年度王者、ぴぽにあ選手との対決となった決勝戦は10ポイント先取の2セットマッチ。ともくん選手は第1セットを10―5で奪ったものの、第2セットに相手の猛追を受け、らしからぬミスを連発した。「間違えても気にせず突き進んでいこう」。気持ちを切り替えた。9―8からの18戦目、膠着する中盤戦からたたき込んだ10連鎖が相手のミスを誘い、ウイニングショットになった。

 悔しいシーズンだった。年4度行われる賞金制の「ぷよぷよチャンピオンシップ」では一度も優勝に届かなかった。番狂わせが起こりやすい2ポイント先取制では実力が出し切れなかった。「自分の『ぷよ』に自信をなくしていた」。それでも腐らず自分を磨いた。「たくさん練習しました。迷わないように、スピードが出せるように」。昨年10月の「全国都道府県対抗eスポーツ選手権  2021 MIE」では埼玉県代表として日本一に輝くなど実績を重ね、ファイナルズへの切符をつかんだ。

 この日のファイナルズ予選は、選手の実力が出やすい10ポイント先取制。3試合を10―5、10―4、10―4で全勝突破した。持ち前のコンピューターのように正確なプレーで、相手に付け入る隙を与えなかった。決勝戦で一時猛追は受けたが、終わってみれば2セット連取の完全優勝だ。「なかなか結果が出なくて悔しかったけど、最後に勝ててうれしい」。ポーカーフェイスの19歳は、優勝を決めた瞬間、やっと白い歯を見せた。

 優勝賞金は150万円。使い道は「貯金です」とクールに語る。史上初となる2度目の年度王者に輝いた若き天才プレーヤーは「来年度のチャンピオンシップは全部勝ちます」と高らかに宣言した。ぷよぷよ界を席巻する「ともくん時代」は、しばらく終わりそうにない。

【最終成績】

▼Aブロック

 ともくん 3勝0敗

 live 2勝1敗

 SAKI 1勝2敗

 meta 0勝3敗

▼Bブロック

 ぴぽにあ 3勝0敗

 飛車ちゅう2勝1敗

 fron 1勝2敗

 へーょまは0勝3敗

▼決勝戦

 ともくん2―0ぴぽにあ

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