矢吹正道防衛ならず…「全然予想もしなかった」拳四朗のインファイトに苦戦

スポーツ報知
3回TKO負けした矢吹正道(左)が寺地拳四朗と健闘を称え合う

◆プロボクシング ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇挑戦者・寺地拳四朗 (3回KO) 王者・矢吹正道●(19日、京都市体育館)

 作戦負けだった。王者・矢吹は、1回から積極的に出てくる挑戦者・寺地に面食らった。「あんなインファイトをしてくるとは全然予想もしなかった」。それでも、前回対戦でV8中の相手にプロ初黒星をつけた技と力で、1回のジャッジを2―1と先行。ただ、狂った歯車を修正しきれない。2回にポイントで逆転されると3回、右ストレートを被弾。立ち上がったところで10カウントを聞き、自身2度目のKO負けを喫した。

 前回、世界王座を奪取したことで自ら営む建設業を中断。今回はボクシング一本に専念し、万全に仕上げてきた。「体重も増やしてファイター気味にいこう」。中盤以降に勝負をかけるプランは機先を制され、立て直す前に押し切られた。「いつもの拳四朗選手のスタイルより、今回の方が強い。あのスタイルやったら、ずっと防衛できると思う」と潔く勝者を称賛。自身の今後については「分かんないです。今回に全てをかけていたので」と返した。(宮崎 尚行)

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