カブスが18日(日本時間19日)、広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた鈴木誠也外野手(27)と総額8500万ドル(約101億2000万円)の5年契約を結んだと発表した。キャンプ地メサで入団会見が行われ、鈴木は憧れのM・トラウト外野手(エンゼルス)と同じ背番号「27」のユニホーム姿を披露。全体練習にも早速参加してサク越えを9本放ち、万全の調整ぶりをアピールした。
現地報道によると鈴木の年度別年俸は、今季は700万ドル(約8億3000万円)に契約金500万ドル(約6億円)。2年目は1700万ドル(約20億2000万円、3年目が2000万ドル(約23億8000万円)、4、5年目が1800万ドル(約21億4000万円)。また、本人の了解なしに放出できないノートレード条項が含まれているが、付帯条件などはまだ公表されていない。
なお、広島には譲渡金として1462万5000ドル(約17億4000万円)が支払われる。