【巨人】松原聖弥 開幕先発諦めん!フォークを右手一本執念の安打 1軍再合流後2戦連続安打

8回2死二、三塁、中前に2点打を放つ松原聖弥(投手は西野勇士、捕手は佐藤都志也)(カメラ・泉 貫太)
8回2死二、三塁、中前に2点打を放つ松原聖弥(投手は西野勇士、捕手は佐藤都志也)(カメラ・泉 貫太)

◆オープン戦 巨人2―7ロッテ(19日・東京ドーム)

 抜けてくれ、と言わんばかりの表情で松原は一塁へと駆け出した。6点ビハインドの8回2死二、三塁。7回の守備から途中出場し、迎えた1打席目。西野のフォークを最後は右手一本で打ち返した。ゴロでしぶとく二遊間を破る2点タイムリーに「去年の課題だった得点圏で打てて良かったです」。一塁コーチャーの亀井コーチに頭をポンとたたかれると、笑顔がはじけた。

 崖っ縁からの逆襲へ、ワンチャンスをものにし続ける。オープン戦10試合で打率は1割台と低迷し、1軍が関西遠征中に途中帰京。開幕も近づく中、13日に2軍に合流した。しかし同日の春季教育リーグ・西武戦(G球場)で適時二塁打。1軍再合流となった18日のロッテ戦(東京D)でも途中出場で右前打を放ち、サバイバル戦線に復帰した。

 昨年は梶谷の加入により、つかみかけていた右翼のレギュラーが白紙に。外野争いには丸やウィーラー、亀井ら高い壁が立ちはだかったが、最終的には松原が左翼の開幕スタメンをつかんだ。梶谷の離脱後もその穴を埋め、大きく飛躍。今年もポランコやウォーカーの加入で争いは変わらずし烈だが、逆境からはい上がれる強さが松原にはある。

 原監督は「いいところで打てているというのは非常にいいことですよね。勝負強さをね、多少ね。多少って言っちゃいけないか(笑い)」と頬を緩ませた。状態が上向いてきたため、20日は出場時間が多くとれる2軍戦に参戦する。「明日以降もアピールできるように必死になって頑張ります」と松原。開幕までの残りわずかな期間で、さらに感覚を研ぎ澄ませる。(河原崎 功治)

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