◆オープン戦 ロッテ7―2巨人(19日・東京ドーム)
ロッテの新外国人右腕タイロン・ゲレーロ投手が7回に2番手で登板して1安打無失点。来日初登板だった16日の広島戦(ZOZO)に続く無失点投球に、井口資仁監督は「安定感がある。中を任せられるかな」と、セットアッパーとして改めて期待を寄せた。
先頭の岡本和に左前打を許したものの、続く中田を154キロ直球で詰まらせて遊ゴロ併殺。ウィーラーは高めの159キロで遊飛に仕留めて無難にまとめた身長206センチの超大型助っ人は「前回の登板に比べて今日は緊張もせず、自信を持って投げることができたよ。変化球も効果的に使えてよかった」と満足そう。井口監督は「ストライクをとるのに困らなそうだし、けん制やクイックもできてる」と、巨体に似合わぬ器用さも高く評価。「あと1回投げて様子を見ながら考えたい」と、残りのオープン戦で最終チェックした上で起用法を決める考えだ。