◆第36回ファルコンS・G3(3月19日、中京・芝1400メートル=18頭立て)
3歳の牡馬16頭と牝馬2頭によって争われ、ミルコ・デムーロ騎手が手綱を執った2番人気の牡馬プルパレイ(栗東・須貝尚介厩舎、父イスラボニータ)が直線で抜け出し、重賞初勝利を挙げた。勝ち時計は1分20秒9(稍重)。昨年デビューしたイスラボニータの産駒としても、初の重賞タイトルとなった。
1馬身3/4差の2着は13番人気のタイセイディバイン(松若風馬騎手)、さらに半馬身差の3着は6番人気のオタルエバー(幸英明騎手)だった。
ミルコ・デムーロ騎手(プルパレイ=1着)「朝日杯FS(8着)が悔しい結果。性格が悪くなって、やめる面を見せていたからね。その後の放牧で立て直して、調教でも普通に動けるようになっていました。前走(クロッカスS2着)はイライラして出遅れて後ろからになったけど、すごい脚を使えたからね。やめなければメチャクチャ強い。きょうは内が伸びていて、(1枠1番の)枠も悪くないと思っていました。直線もずっと手応えが楽でした。きょうも抜け出すと最後やめていたので、そこだけですね」