◆オープン戦 ソフトバンク5―1広島(18日・ペイペイD)
広島のドラフト1位・黒原拓未投手=関学大=が7回から2番手で登板。1回1安打無失点に抑えた。3日のDeNA戦(横浜)で打球が左手を直撃して6球で負傷降板するアクシデントがあったが、その後の登板は3試合連続で無失点。佐々岡監督は「信頼も増している」と評価した。
7回1死から三森に右前打を浴びたが、続くガルビスを遊ゴロ併殺に仕留めた。先頭打者の甲斐とともに、いずれも厳しい内角球で打ち取った。「インサイドに強いボールを投げ込んで差し込んでいくのが自分のスタイルだと思う。そういう面では良かったかなと思います」と、うなずいた。
オープン戦終盤。シーズンを見据えた中で、この日は3点ビハインドの場面で登板した。佐々岡監督は「今のポジションというのは、開幕してから変わるかもしれない。今はしっかり抑えてきている中で続けてほしい。信頼を重ねれば(起用)パターンも変わってくるでしょう」と期待を込めた。
すでに開幕1軍は内定している。「使っていただけるのであれば、そこでしっかり結果を出してチームの力になりたい。ポジションとか状況にかかわらず、出た以上は自分の投球をして貢献したいです」