【広島】大瀬良大地　６回４失点も「結果気にしていない」４年連続４度目開幕へ自信

◆オープン戦　ソフトバンク５―１広島（１８日・福岡ペイペイドーム）

　結果を受け止めつつ、広島・大瀬良は前を向いた。開幕前最後の登板で６回７安打４失点。「（オープン戦は）基本、悪い。めちゃくちゃ打たれる。正直、結果は気にしていない」と悲観する様子はなかった。

　３回１死二塁、三森に見逃せばボールかという内角スライダーを右翼席に運ばれた。続く４回、甲斐に２点打を浴びた直後の２死一、三塁。三森の初球に同じスライダーで、今度は遊ゴロに仕留めた。「オープン戦だからできることだけど、打たれた球で抑えたかった」と１０１球で降板。「真っすぐとフォークの感じは例年より悪くない」と手応えも口にした。

　過去３戦２勝の開幕マウンドは今季で４年連続４度目。「考えと一致しないボールは減ってきている。いい形で迎えられるんじゃないか。（課題を）持ち帰ってやれれば、もう問題ないかな」。１週間後に白星をつかむ自信に揺らぎはない。（畑中　祐司）