巨人の新外国人、マット・シューメーカー投手(35)とマット・アンドリース投手(32)が18日、1軍に合流した。ロッテとのオープン戦(東京D)の試合前練習に参加し、原監督や桑田投手チーフコーチら首脳陣にあいさつ。その後、ブルペン投球を行って首脳陣が状態を確認した。
メジャー通算46勝右腕のシューメーカーは6日に来日し、10日からファームに合流。15日にはG球場で行われた2、3軍合同練習でシート打撃に初登板した。左足を顔の高さまで上げるダイナミックなフォームから多彩な球種を投げ込むなど、順調にステップを踏んでいる。今後、実戦での初登板が見込まれる右腕は「初めての東京ドーム、チームメートに会えてうれしかった。次の実戦に向けて良い段階を踏んでいけている。チームに早く貢献したい」と意気込んだ。
アンドリースは、優れた制球力で打たせて取る投球を武器にメジャー通算28勝。13日に来日し、17日にファームに合流した。チーム合流2日目にブルペン投球を行って状態の良さを示し、「(来日後)初めてにしては良かった。これから調整をしていく中で、着実に段階を踏んでチームに貢献できるようにしたい」と気合を入れた。
この日は1軍投手陣にも拍手で迎えられ、練習中には笑顔を見せるなどリラックスムードで東京D初練習を終えた。ともに来日前には米アリゾナ州トゥーソンでのミニキャンプに参加。NPB球を使用して投球練習を重ねるなどの準備もあって、チーム合流からハイペースで調整を進めている。