西武の新外国人選手、ジャンセン・ウィティ内野手(32)とボー・タカハシ投手(25)が18日、埼玉・所沢市の球団施設で入団会見に臨んだ。
ともに日本の野球に興味を持っており、ジャンセンは昨季、マリナーズ傘下3Aでプレーしていた際、マリナーズのイチロー球団会長付特別補佐兼インストラクターのアドバイスを受けたという。「イチローさんと1カ月くらい野球をしていて、イチローさんの野球に対する姿勢であったり情熱であったりにすごく影響を受けました」と声を大きくした。ボーは昨季、レッズ傘下3Aでプレーしていた際、前西武の秋山翔吾と知り合いに。「西武ライオンズですごい大投手だった松坂さんが自分は小さい頃から憧れ。松坂さんみたいになりたいなと思っています」と目を輝かせた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が遅れた2人は17日からチームに合流し、2軍で練習を開始。内外野守れるオールラウンダーとして期待される右打ちのジャンセンは「2ストライクまで粘って粘り続けて最終的にフォアボールを取ったりするあきらめない姿勢であったり、ホームランを思い切り狙うよりは広角にヒットを打つのが自分の強みだと思います」とアピール。中継ぎが有力視される右腕のボーは「2イニング投げろ、3イニング投げてくれと言われたら準備をすること。それが自分の仕事だと思う。チームの勝利のためにしっかり仕事をすること。それが一番の目標。160キロを投げるタイプではありませんがストレート、変化球のロケーションがしっかりできているピッチャーだと思う」とチームへの貢献を誓った。