「大谷選手と同じユニホームでプレーしたい」と花巻東へ 二刀流・末木希依「チームの勝利に貢献したい」…全国高校女子硬式野球選抜大会26日開幕

スポーツ報知
力投する花巻東・末木

 第23回全国高校女子硬式野球選抜大会(26日開幕、埼玉・加須きずなスタジアムほか)に、東北から花巻東(岩手)とクラーク記念国際仙台(宮城)の2校が出場する。初出場の花巻東は、センバツ高校野球大会(18日開幕、甲子園)を控える男子と共に“センバツ出場”。投手兼外野手の末木希依(きえ、新2年)が投手として全国デビューし、「チームの勝利に貢献する」と意欲を燃やしている。

 創部3年目で初の選抜大会を控える末木は、「とてもワクワクしている。楽しむ気持ちを忘れずに、どこを守ってもチームの勝利に貢献するプレーをしたい」と意気込んでいる。夏の選手権とユース大会に出場した昨年は、外野手で1番を担った。今年の目標は「全国でも注目される投手になること」。まずは今大会で投手として公式戦デビューを果たし、投打で存在感をアピールする決意だ。

 ユニホームが同じ男子と一緒に“センバツ出場”することを「うれしいです」と語る背景には、偉大な先輩への憧れがあった。末木は山梨県出身。中学の頃に当時日本ハムのエンゼルス・大谷翔平投手(27)が日本球界史上最速165キロをたたき出したのをテレビで見て、二刀流のスターに強く憧れた。「大谷選手と同じユニホームを着てプレーしたい」との思いで、雪深い岩手の同校へと進学した。

 昨年はベンチ入りした投手の中で、末木のみ公式戦での登板機会がなかった。「自分はまだみんなにたどり着いていないんだ」と冬場はフォーム改造を決意。中学ではソフトバンク・ドラフト1位の風間球打投手(18)と共に笛吹ボーイズでプレー。風間とボーイズで同級生だった兄・克典(18)に、投球フォームの動画を送って助言を求め、球の威力と制球力を身につけた。13日に行われた強豪・クラーク記念国際仙台との練習試合では先発し4回3失点。立ち上がりに課題も見えたが「投球をすぐに修正できる能力の高さがある」と三鬼賢常監督(60)もさらなる成長を期待した。

 初戦となる2回戦は27日、昨夏の選手権2回戦で4―0で勝利した叡明(埼玉)と対決。末木が投打で活躍し、花巻東に全国2勝目をもたらす。

 〇…三木監督が「守備の中心選手」と期待をかける新沼瑞姫内野手(新3年)が、準々決勝まで勝ち上がればぶつかる可能性のある昨夏の選手権、ユース大会王者の神戸弘陵(兵庫)との対決に意欲を燃やした。「神戸弘陵さんと戦いたいです。強いところと戦えば自分たちの本当の実力が分かるので」。男子も勝ち上がれば、準々決勝で昨秋の明治神宮野球大会で優勝した大阪桐蔭(大阪)との対決が予想される組み合わせ。男女で王者撃破を目指す。

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