◆春季教育リーグ 西武4―1巨人(17日・カーミニーク)
西武の新外国人、ブライアン・オグレディ外野手(29)=パドレス=が17日、教育リーグの巨人戦(カーミニーク)に「2番・左翼」で出場。5回の第3打席、桜井から一塁線を破る二塁打を放つなど、実戦3試合10打数4安打、そのうち3本が二塁打で打率4割とし、18日のヤクルト戦(ベルーナD)からの1軍合流が正式決定した。
直球を迷いなく引っ張り結果を残した。初めてフル出場したオグレディは「芯で捉えられた。全体的にはよかった」と好感触を口にしつつ「理想的なコンパクトなスイングではなく、ちょっと遠回りしている部分が少し気になる」と課題も挙げた。渡辺GMが「中距離ヒッターだが、一発の魅力もある」と外野のレギュラーとして期待する29歳。辻監督は「すごくナイスガイだし、本当に一生懸命」と性格面も評価。オープン戦残り4試合でも結果を残し、開幕スタメンを勝ち取る。