【楽天】移動問題浮上…脱線の東北新幹線が３月中の再開困難、則本昂大「皆さんの無事を祈る」

　１６日深夜に宮城・福島両県で最大震度６強の地震が発生したことで、楽天に“移動問題”が１７日、浮上した。２１日の巨人戦（東京Ｄ）後に新幹線で仙台に戻る予定だったが、東北新幹線が福島―白石蔵王間で脱線し、３月中の運転再開は困難な状況に。ＡＮＡとＪＡＬによる羽田―仙台の臨時便が運行されており、球団は空路か高速バスでの移動を模索しているという。４月２２～２４日には西武３連戦（ベルーナＤ）が組まれており、復旧まで当面の間は影響を受けそうだ。

　また、球団は職員、選手、チーム関係者と家族の安全を確認したことを１７日に発表。仙台市内の本拠地・楽天生命パークや球団事務所などに大きな被害は確認されていないが、細部の状況は確認中とした。

　地震発生時、１軍は遠征先の名古屋市に滞在。１８日の中日戦（バンテリンＤ）に先発する則本は「開幕１週間前にこういうことになって、難しい立ち位置ではありますが、僕たちは野球をやって皆さんに元気を与えられたらと思ってやっていくしかない。皆さんの無事を祈りつつ、僕たちはできることをやって仙台に帰りたい」と話した。