【オリックス】紅林弘太郎インタビュー、プロ3年目新たな自覚「もっと活躍したい」

スポーツ報知
昨季はリーグ優勝に貢献するなどオリックスの主力に成長した紅林

 15、16日に草薙球場で楽天とオープン戦を行うオリックス・紅林弘太郎内野手(20)=駿河総合高出=がスポーツ報知のインタビューに応じ、静岡を代表するスター選手になる決意を明かした。昨年の活躍で実力、知名度をグンと上げても、故郷に根付くサッカー人気を実感。2月に20歳を迎え、プロ3年目へ新たな自覚が芽生えた。(取材・構成 長田亨)

 駿河総合3年の夏、静岡高と県決勝を戦った舞台に再び立つ。昨年リーグ優勝したチームの主力になり、使命感を強くしている。

 「やっぱり、静岡はサッカーの町なので。僕も幼稚園の頃にサッカーをやっていましたし『サッカーには勝てないかな…』と思ったりもします。(静岡を)野球の町に変えるぐらい、僕がもっと活躍したいです」

 静岡・藤枝市出身。昨年末に参加した野球教室で、その思いを強くした。

 「応援してくれてるのかな? って、実は不安だったんです。僕自身も、小中学生の頃はプロなんて夢のまた夢、みたいな感じだったので。でも、みんなすごく見てくれていて。『プロ野球選手になれるんだよ』って、夢を与えられる選手になりたいと思いました」

 高卒2年目だった昨年は正遊撃手として136試合に出場。25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、日本シリーズも経験した。年俸も720万円から2880万円(金額はいずれも推定)へ大幅増。慢心は全くない。

 「自分が頑張ったというより、中嶋監督に毎試合使っていただいた。いろんな経験をさせてもらったのが一番大きいです。自分で勝ち取ったのではなく、ポジションを与えてもらったと思っています。仕事として野球をやって、野球でお金を稼ぐ。試合に出続けて感じる大変さもありました」

 1月には新型コロナウイルスに感染した。宮崎キャンプでは、調整遅れを取り戻すように猛練習した。

 「143試合、フル出場することが目標です。打率は3割以上。ホームラン(昨年10本塁打)の数も、もっとやれたという気持ちしかありません。20本を目指していれば、20本にいかないと思うので。25本を目指し、打点も80、90。あとは盗塁(2盗塁)もですね。まずは2ケタ。昨年は失策数(17失策)もひどかったので、何とか1ケタに減らせるように頑張ります」

 3月上旬に右肩痛を訴えたが、13日の中日戦(京セラD)でオープン戦1号を放った。きょう15日からは草薙球場で楽天と2連戦(午後1時開始)。昨年は3安打を放つなど、堂々とがい旋した。

 「地元でみんな来てくれると連絡があったし、プロ野球選手として野球ができるのはうれしいこと。もし試合に出たら、結果というか、いい姿を見せられるように。成長した姿をグラウンドで見せられるように、頑張りたいと思います」

 ◆紅林弘太郎(くればやし・こうたろう)2002年2月7日、藤枝市生まれ、20歳。小2の時、青島ホークスで野球を始め、駿河総合高時代に通算40本塁打。甲子園出場はなし。19年ドラフト2位でオリックス入団。昨年は球団初「10代開幕遊撃スタメン」を果たし、打率2割2分8厘、48打点、球団初となる10代での2ケタ本塁打(10本塁打)を記録。通算成績は141試合で打率2割2分8厘、10本塁打、50打点。186センチ、94キロ。右投右打。年俸2880万円(金額は推定)。独身。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×