オリックス・山岡泰輔投手(26)が14日、開幕ローテーション生き残りを誓った。6人予定の先発陣は絞り込み段階に突入し、15日の楽天戦(静岡)は重要なマウンド。「ローテーションに入れるように、アピールしつつやっていければ」と言葉に力を込めた。
開幕投手大本命の山本に加え、エースの翌日で回っている宮城、田嶋、山崎福までが現時点で当確のもよう。山岡は8日の中日戦(刈谷)で3回2/3を無失点、無四球で6奪三振と好投した。救援との二段構えから先発調整が決定。楽天戦は今季オープン戦初先発になる。山崎颯らと残り2枠を争うバルガスは、15日からの教育リーグ・中日2連戦(ナゴヤ)に登板する予定。
昨年9月に手術した右肘も万全で「開幕まで残りちょっとしかないので(開幕に)合わせてやっていければ」と結果と内容をそろえる。2019年の最高勝率右腕も、ここ2年は計7勝どまり。決死の覚悟で勝ち抜く。(長田 亨)