楽天やDeNAでプレーした浜矢広大投手(29)が、イタリア・プロ野球の名門ネットゥーノと契約を結んだことが14日、分かった。すでにサインを済ませており、5月からチームに合流する予定となっている。
185センチの左腕は、Honda鈴鹿から13年のドラフト3位で楽天に入団。ルーキーイヤーの14年9月28日の西武戦で、6回途中9安打2失点に抑え、プロ初登板初先発初勝利を挙げた。16年には中継ぎとして2勝をマークした。19年3月には熊原健人投手との交換トレードでDeNAに移籍したが、活躍することはできず、20年オフに戦力外通告を受けた。NPB通算40試合に登板し、3勝1敗、防御率7・25だった。昨年はBCリーグ・茨城、メキシコのリーグでプレーしていた。
ネットゥーノ・ベースボール・シティは、ローマ近郊に位置するネットゥーノにあるプロ野球チーム。1945年の球団創設以来、国内リーグや欧州選手権で何度も優勝している名門で、欧州のヤンキースと呼ばれている。
イタリアでは、元西武のG・G・佐藤外野手らがプレーしたことがある。