DeNAは14日、横浜スタジアムで先発投手練習を行った。開幕ローテ入りを狙う浜口、坂本が16日のヤクルト戦(神宮)で4イニングずつ登板予定であることが判明。開幕ローテ6枚の切符を巡ってヤクルト2連戦でラストバトルが繰り広げられる。
開幕ローテをほぼ確定させているのは、開幕投手指名を受けた東、2年連続チーム最多勝の大貫、15日・ヤクルト戦先発のロメロ、同日の2軍教育リーグ・ヤクルト戦(横須賀)先発の石田の4人。13日の楽天戦で5失点(自責2)と不安の残る上茶谷についても、三浦監督は試合後に次のチャンスを与えることを示唆。この日の練習にも参加し、5人目として有力視されている。
最終6枠目を巡って、浜口、坂本の両左腕が16日のヤクルト戦で火花を散らす。練習を見守った木塚投手コーチは「競争なくして底上げなしということでキャンプからやってきた。シーズンを見据えて6人を選ぶ」と結果を求めた。昨季のセ覇者との2連戦で、最下位からの反撃を目指す開幕ローテを完成させる。(宮田 和紀)