ロッテ・佐々木朗希投手(20)の次回登板が18日の巨人戦(東京D)に決まった。この試合は相手の開幕投手・菅野が最終調整で登板予定。メジャー96発の大物ポランコらが1軍デビューの可能性もあり、注目の一戦となりそうだ。
前回(5日)のソフトバンク戦では5回65球を投げて2安打無失点。自己最速タイの163キロを含め、直球36球中23球が160キロ超えで9奪三振と圧倒した。今季の実戦は3登板計10イニング17奪三振、1四球無失点と無双状態。中12日で練習の時間を多く設けてきた。2軍では経験があるが、1軍では初の巨人戦。井口監督は「最終的には100球近く、どれだけ長いイニング放れるか。体力も含めて開幕に向けてやってくれたら」と期待する。
ロッテの開幕投手は石川と発表済み。朗希は敵地での開幕3連戦の相手、楽天に昨年3試合で防御率1・35と好相性だったが、29日の本拠地開幕・ソフトバンク戦(ZOZO)先発候補にも挙がる。最終調整として巨人打線は絶好の相手だ。