【日本ハム】新庄剛志監督、采配8試合目で初黒星「凡ミスの怖さは選手が一番分かってるでしょ」

スポーツ報知
8回、ベンチで険しい表情を見せる新庄剛志監督(カメラ・石田 順平)

◆オープン戦 広島6―5日本ハム(11日・マツダスタジアム)

 目を覆うようなアクションをベンチで繰り返した。試合後、日本ハム・新庄監督は広報を通じて「凡ミスの怖さは選手が一番分かってるでしょ」とだけ言葉を残した。3失策が響き、ベンチで指揮を執ったオープン戦では8試合目で初黒星を喫した。

 ミスが失点に直結した。1点リードの4回1死一、二塁、渡辺が一塁ゴロを二塁へ悪送球。逆転につながった。8回も失策などで2死一、三塁から古川が三塁けん制。本職が外野の浅間は、このサインに対応できず結果的に悪送球で失点した。

 それでも、明るい要素はあった。試合前に直接指導した渡辺が、第1打席に左越えソロ。試合前まで12打数無安打と苦しんでいたが「監督からアドバイスをもらっていたので、それを意識したことが良い結果につながったのかなと思います」。売り出し中の万波も、8回1死満塁で代打起用し左前適時打。選手の力を引き出しながら、着々とチームを前に進めている。(山口 泰史)

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