浦和のリカルド・ロドリゲス監督が11日、オンライン取材に応じ、13日のアウェー鳥栖戦(駅スタ)で2連勝を誓った。
チームは開幕5戦目の前節・湘南戦(6日、2〇0)で今季初勝利を飾った。16日間で5試合を戦った連戦を終え、中6日で迎える鳥栖戦に向けて「メンバーがそろったところで連勝できるようにしたい。勝ち点が少ないので、順位表でどんどん上げていきたい。今後も成長し続け、攻撃・守備で強さを見せながら完全なチームになりたい」と力を込めた。
9日には新加入のスウェーデン人MFモーベルグがチームに合流。湘南戦でベンチ外だったMF柴戸海、ケガで出遅れていた新加入MF松尾佑介らが復帰し、軽快なプレーを見せた。ロドリゲス監督は「モーベルグが合流し、松尾も復帰した。今は平野佑一と木原励以外は全員練習できている。今までより練習の質も上がり、オプションも増える」と強調した。
チームは開幕直前に選手5人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、ケガ人の続出、2試合連続の退場者と苦しんだ。MF江坂任、関根貴大、伊藤敦樹ら出ずっぱりの選手もいただけに、指揮官は「選手がローテーションしながら疲労をコントロールできる。モーベルグと松尾はオプションを増やしてくれる」と充実の表情を浮かべた。