4月24日に香港・シャティン競馬場で開催される「香港チャンピオンズデー」に、日本を含めた海外の馬が参加できなくなったことが10日、分かった。
JRAによると、3月8日に主催者の香港ジョッキークラブから「外国馬を参加させるべきではないという決定をさせてもらった」との声明が届いたという。現在、香港では新型コロナウイルスの感染者・死者が増加傾向。2020年12月の香港国際競走からはバブル方式を採用して開催を続けていたが、「同じように(海外の関係者を)迎え入れることは不可能」と判断された。
香港チャンピオンズデーはチェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)、チャンピオンズマイル(芝1600メートル)、クイーンエリザベス2世C(芝2000メートル)と3つのG1が同日に行われる春のビッグイベント。昨年はJRAの海外馬券発売対象レースだったクイーンエリザベス2世Cを日本馬のラヴズオンリーユーが制した。