3月10日は六甲ケーブルの90歳の誕生日! 節目の記念オリジナルヘッドマーク車両は鉄道ファン必見

90周年記念オリジナルヘッドマークを着けた六甲ゲーブル車両
90周年記念オリジナルヘッドマークを着けた六甲ゲーブル車両

 3月10日、関西のリゾート地・六甲山と神戸市街を結ぶ「六甲ケーブル」が90周年を迎えた。江戸末期に神戸港が開かれ、外国人居留地が誕生。居留外国人の山荘開発が六甲山のリゾート化の始まりで、その後は人工スキー場がブームになるなど関西の有名行楽地として人気を集めてきた。六甲ケーブルはその重要アクセスとして1932年に開業し、歴史を刻んできた。

 運営する六甲山観光株式会社によると六甲山上駅は開業当時の姿を保っており、アールデコ調の駅舎は山上の道路から見ると3階建てに見えるが、駅西の歩道から見ると4階建てだとわかる。世界に開かれた神戸を象徴するようなモダンな建物は2000年に「近畿の駅百選」、07年には経済産業省が定める「近代化産業遺産」に認定された。

 一方で麓(ふもと)側の駅となる山小屋風の六甲ケーブル下駅は2代目。当初の駅舎は1938年に発生した阪神大水害で土砂に押し流されて消失した。その後も第二次大戦や台風、95年の阪神淡路大震災などに見舞われ、震災では185日間も運休した。20年にもコロナ禍でゴールデンウイークの運休を決断。多くの災難を経てたどり着いた節目に、同社は「幾多の災害、困難に見舞われ、そのたびに運休という事態に陥りながら、なんとか90周年を迎えることができた。六甲ケーブルがその都度、多くの方々から温かく、そして強力なご支援をいただいたからにほかなりません」と感慨深げだ。

 ケーブルカーは10日から1年間、90周年記念オリジナルヘッドマークを着けて運行される。週末にはヘッドマークを模ったオリジナル缶バッチの配布も予定されており、鉄道ファンの注目を集めそうだ。

 ※詳しくは六甲ケーブルのホームページで

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