女優の柴咲コウが9日、都内で行われた総合マウンテンブランド「マムート」の「160周年記念プロジェクト~すべては山を楽しむ為(ため)に~」の記者発表会に出席した。
ブランドアンバサダーに就任。「人間社会が及ぼす自然に対する影響が、焦燥感みたいなもので迫ってきた。何かできることはないか―と模索する中で(私は)会社を立ち上げたりしている。サステナリビティ(持続可能性)、山に対する思いが強い会社さんにアンバサダーを任せてもらえるのは光栄です」と話した。
同ブランドの160周年記念モデルを着て登場。昨年、3年間伸ばした髪の毛を40センチ切り、ヘアドネーション(自分の髪を第三者に寄付すること)した。
柴咲は「最近、撮影で髪の色も変えた。着る服もチョイスする服も、ちょっとずつ変わってきた。柄とか色を楽しむようになって、原色がストライクな感じ」と心境の変化を告白。「今はアグレッシブというか、攻めているようなモードのものが好み」と語った。
北海道に一軒家の別荘を建て、現在は東京との2拠点で活動中。今年挑戦してみたいことを聞かれ、「山に関わることで言うと、ジビエ、狩猟とかで害獣として駆除されてしまう動物がいる。殺(あや)められてしまうなら、人間も最後まで責任を持って何かしないといけないと思う。何か解決できること、協力できるころはないかなと模索している」と話した。