阪神のジョー・ガンケル投手が腰の張りのため、開幕ローテ入りを断念することになった。昨季9勝助っ人の不在は痛手だが、金村1軍投手コーチは「無理をさせる時期ではないかな。開幕は間に合わないと思っています。しっかり焦らず、万全の状態で帰ってきてくれることが一番」と説明した。
ガンケルは2月27日のヤクルト戦(浦添)で予定された今春初実戦登板を腰の張りのために回避。その後、良化したと思われたが、患部の状態を踏まえて今月6日の楽天戦(甲子園)の先発も見送られていた。
この日、助っ人は広島戦(甲子園)の試合前練習でブルペン投球を再開。今後はファームなどで3試合程度の調整登板を経て、戦列復帰を目指す。代役候補としてはドラフト3位・桐敷が筆頭。不測の事態に備えて中継ぎ、先発両にらみの小川らもバックアップ要員に挙がる。