飯島栄治八段がB級2組に復帰 第80期順位戦C級1組最終一斉対局

スポーツ報知
B級2組への昇級を決めた飯島栄治八段

 将棋の飯島栄治八段(42)が8日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第80期順位戦C級1組最終一斉対局の結果、B級2組への昇級を決めた。自らは佐藤和俊七段(43)に敗れ、8人が7勝3敗で並んだが、前期成績による「順位」が8人の中で最も高い飯島八段が昇級枠に入った。

 C級1組からB級2組への昇級枠は3。前節で及川拓馬七段が昇級を決めており、最終戦で争われたのは2枠。順位上位者から大橋貴洸六段、飯島八段、高橋道雄九段の3人が可能性を残していた。

 大橋六段が宮本広志五段に勝って先に昇級を決め、残り1枠に。飯島八段は佐藤七段に敗れた後、自力昇級となった高橋九段が先崎学九段に黒星を喫したため、飯島八段が切符を手にした。

 昇級を知った直後の飯島八段は、笑顔も浮かべず茫然。「負けたらダメだと思っていたのでビックリしてます。信じられない感じです」。2016年度にB級1組まで昇ったが、17~19年度はB級2組、20~21年度はC級1組で戦った。「浮き沈みが激しくてジェットコースターみたいですけど、戻って来られたので次はB級1組に上がれるようにしたい。新しい将棋を指して臨みたいです」

 抜群のトーク力を持ちながら絶妙なイジられキャラでもあり、多くのファンから熱い支持を受ける男。中継番組での解説などで披露する口癖「凄くないですか?」と段位を融合させた「凄八」なるニックネームもすっかり定着した。

 「『凄八』とか言っていただいても結果が出ていないと悲しいので…。昇級は応援していただいているファンの方のおかげです。50歳くらいまで、もうちょっと頑張りたいです」

 9日もABEMA番組に解説として出演予定。笑顔と祝福の時間にもなりそうだ。(北野 新太)

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