◆オープン戦 阪神10―3広島(8日・甲子園)
広島のドラフト2位・森翔平投手=三菱重工West=が、結果を残せなかった。
2―2の6回から3番手で登板。マルテ、佐藤輝に連打、大山への四球で満塁のピンチを招くとロハスに中越え2点二塁打、その後も江越、島田にタイムリーを許した。わずか1アウトしか奪えず降板となった。続く森浦も流れを断ち切れず失点を重ね、森は計7失点を喫した。前回登板した2日のDeNA戦(横浜)では3回1/3を4失点。試合後には「全然…。前回と同じ結果というか同じことをしてしまったので話にならないかなと思います。自分のボールが投げれてないです」と悔しさをかみしめた。
開幕ローテは大瀬良、森下、九里、床田が当確。残り2枠を争う中で森も候補の一人だ。佐々岡監督は「まだまだ経験値少ない。場数が少ないというのもあるんでしょうけど」とルーキーをかばいつつも「それにしても、決め球がなかなかないというのがこの2試合。ちょっと厳しい」と苦言を呈した。
明日9日は同じくローテ候補の玉村、小林が登板予定。森の今後について指揮官は「今終わったばかりなので。今日、明日のミーティングで考えます」と話すにとどめた。