【センバツ】大阪桐蔭プロ注目の松尾汐恩、あるぞ捕手と遊撃の変則二刀流「アクシデントあれば」

スポーツ報知
関西学院との練習試合に捕手として先発出場した大阪桐蔭・松尾汐恩

◆練習試合 大阪桐蔭20―7関西学院(7日・関学大グラウンド)

 18日に開幕する第94回センバツ高校野球大会の優勝候補・大阪桐蔭が7日、関西学院(兵庫)との練習試合を公開。プロ注目の松尾汐恩(しおん)捕手(新3年)が2打席連続本塁打を放ち、9回には“前職”の遊撃を守った。第6日第1試合で鳴門(徳島)と対戦する甲子園でも、捕手と遊撃の“二刀流”がある!?

 前チームからただ一人のレギュラーが、攻守で存在感を見せた。6回先頭でカーブを振り抜いて左越えに運ぶと、8回も先頭で高校通算19号の左越え弾。6打数4安打2打点、2本塁打の活躍に「しっかりボールを見て打てたのはよかった」と、うなずいた。

 9回は捕手から遊撃に。「前にも守ったことはあります。(西谷)監督にいつもいきなり『いけ!』って。『公式戦でいく』とは言われていません」と明かしながらも「(甲子園でも)アクシデントがあったらどこでも守れる。そういうときもあるかもしれない」と心の備えは怠らない。

 中学時代は主に遊撃手で、捕手への転向は1年秋。それでも、内野守備で培った俊敏性を生かして定位置を獲得。8回は三塁線への絶妙なセーフティーバントを素早く捕球し、体を回転させながらの一塁送球でアウトにした。「守備範囲を広く、というのはずっと思っている。ああいうのは得意です」と胸を張った。

 課題にはリード面を挙げる。「まだまだ投手(の良さ)を引き出せていない」。プロ注目右腕・別所孝亮(新3年)や左腕・前田悠伍(新2年)ら好投手がそろう中で「全員が気持ちの強い投手。思う存分出させるのが自分の仕事」。4年ぶり春の日本一へ、キーマンは松尾だ。(南 樹広)

 ◆松尾 汐恩(まつお・しおん)2004年7月6日、京都・精華町生まれ。17歳。川西小1年から精華アトムズで野球を始める。精華中では京田辺ボーイズでプレー。2年秋のタイガースカップ、3年夏のジャイアンツカップに出場し、ボーイズリーグ日本代表にも選出。大阪桐蔭高では1年秋からベンチ入り。2年は春夏甲子園出場。178センチ、76キロ。右投右打。

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