米大リーグ労使交渉が5日ぶり再開 選手会がボーナスプールで若干の譲歩も、依然大きな隔たり

スポーツ報知
マンフレッド・コミッショナー(ロイター)

 米大リーグの労使交渉が6日(日本時間7日)、ニューヨークで再開。選手会側が年俸調停の資格のない若手選手に支給するボーナスプール額で若干の歩み寄りをみせたものの、歩み寄りにはほど遠かった。

 米フロリダ州ジュピターで9日連続の交渉が1日(同2日)に決裂。公式戦開幕2カード中止の決定を経て、一時休戦状態だった交渉が、5日ぶりに再開した。米メディアによると、この日は当地で1時間40分の話し合いが行われ、選手会側が新たなオファーを提示した模様だ。

 選手会は、「スーパー2」対象選手へのボーナスプール額を、これまでより500万ドル(約5億7000万円)下げた8000万ドル(92億円)で提示したが、オーナー側の3000万ドルとは、依然、5000万ドル(57億円)の大きな開きがある。また、この日は贅沢税に関して選手会からの譲歩はなかった。

 

 一方、MLBが2023年導入を求めている試合時間短縮に向けたピッチクロック(投球時間制限)、シフト守備のルール変更、ベースの拡大は45日前の通知を前提として了承する考えを示したようだ。

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