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宇野昌磨 “ショー”タイムの始まり 自己ベスト発進も「冷静だった」…北京五輪団体終え一問一答

◇北京五輪 団体 男子ショートプログラム(2月4日、北京・首都体育館)

 団体は宇野昌磨(トヨタ自動車)が日本勢1番手で登場。男子SPで、真っ赤な新衣装で「オーボエ協奏曲」を舞い、4回転フリップ、鬼門だった4回転―3回転の連続トウループを決めるなど、105・46点で2位。18年9月以来の自己ベスト更新で、日本初の団体メダルへ好スタートを切った。また直前で、コーチのステファン・ランビエル氏が新型コロナの検査で陽性となり、団体には間に合わなかった。宇野の一問一答は以下の通り。

団体戦の男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
団体戦の男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

 ―自己ベストおめでとうございます。

 「ありがとうございます」

 ―今の気持ちは。

 「冷静だったと思います。体の状態に関しては、やはり結構早めの時間帯ということで、あの、キレはなかったと思います。ただその中で、より自分を大きく見せようとかはせずに、練習通りの、普通にこのショートプログラムの構成であれば、体にキレがなくても、ちゃんと滑り切れるっていうのは思っていたので、そういったところも冷静で、ちゃんとこういう演技ができたと思いますし、なによりこの試合という場で練習通りの、その、気持ちの持ちようで試合に挑めたっていうのが、試合が今後の練習にいきる、そして練習もちゃんと試合に生きた、そう思います」

 ―ステファン・ランビエル・コーチ不在の中での気持ちの切り替えは。

 「そうですね。あの、まあ、うーん。なんかステファンコーチがいないことで、より練習通りといいますか。ただあの、体にキレがなかった部分だったり、やっぱり自分でやっていく限り、やはり僕は自分に、より追い込みだったり、そういったものを課せようと頑張って練習はしますけども、試合もしますけども、やはりコーチという存在がいないと、もうひと押し、そういった部分が出てこないのかなと。この演技に関しても、やはり練習通りだったとは思います。これ以上な演技も僕は望んではいなかったですし、まあただ、ジャンプ以外の面で、もっとなんか、表現できたと言いますか。コーチがいたらもっと、その試合に感情が入っていったりするか。その結果緊張して失敗した可能性もありますけども、でも、コーチがいないとやはり、もっともっと自分が成長するには必要不可欠な存在っていうのは考えています」

 ―3季ぶりに自己ベストを更新した気持ちは。

 「そうですね。105点という点数を見たときに、多分なにか取りこぼしているなっていうのは考えています。まあ、先ほど言った通り、キレがなかったので、あのー、表現力も全然、スケーティングも伸びていませんでしたし、スピンも遅かったですし、ステップもまあ多分、落ちても仕方ないなってステップだったと思うので、それは間違いなく、練習というよりも、この朝早い時間帯というところに体が合わせ切れていない。6分間練習のときから、ジャンプは跳べていましたけど、そのスケーティングに重さを感じていたので、そういったところを個人戦に間に合えばいいなと思いますし、また動かなくても、もっと自分の基準を上げる練習をこの大会終わったらできていけたらと思います」

 ―体の動きが悪い。

 「そうですね。動かないから動かそうと思ったら絶対にうまくいかないっていうのは練習からも、今までの試合の経験からも思っていたので、この動かなくなった時点で、あの、自分のベストな、自分の納得いく表現ができないっていうのは分かっていたので、ちょっと小回りする感じで、大きく体を動かしすぎずに、滑っていました」

 ―赤色の衣装を選んだ理由は。

 「いや、せっかく作ったので。あの、着る機会がなかったので。もう1個のコスチュームがすごい評判がいいと言いますか。あの、周りの方からすごくいいと言っていただけるので。でもせっかく作ったので、どこかのタイミングで着ようと思っていたので、着ました」

 ―冒頭の4回転フリップはどんな気持で挑んだ。

 「うーん。自信はどうですかね? なかったわけではないですけど、別に絶対跳べると確信があったわけではなく、失敗するかもしれないなっていう気持ちを持ちながら、まあただ、そのより何を気をつけようとか、絶対跳ぶぞとかそういう気持ちではなく、ほんとに自分が練習していたときと同じ気持ちで。もしこれで仮に失敗しても、まあ失敗しちゃった~ではなく、ああこういう失敗したんだな、次はこう生かしていこうっていう、そういう気持ちで試合に挑んでいたので、結果的に全部ちゃんと練習通り跳ぶことができたのかなと思います。ちょっとフリップもななめっていましたし、4回転―3回転も2個目のトウループで若干つまり気味だったので、次頑張りたいと思います」

 ―団体戦2位で、後続にバトンをつないだ。

 「そうですね。本当に、僕のやるべき責任は久々に団体戦で全うできたかなと思いますし、あの~、これでみなさんがよりプレッシャーになるのか、少し緊張しなくなるのか、僕には人それぞれだと思うんですけども、本当に、まあ終わっている僕からは、みんながそんなに気負いせずに、最後まで笑顔で終わっていただけたらなと思います」

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