「深川しまだ」の名物かき揚げとせいろをビールで堪能 世界平和に思いめぐらす

スポーツ報知
かき揚げが「深川しまだ」の名物。これでミニサイズである

 心に落ち着きがない。ロシアがウクライナに侵攻して世界の秩序が乱れようとしている。新型コロナウイルスは感染が高止まりで収束どころか、減速の兆候も見られない。そんな状況でも大相撲春場所やセンバツ高校野球大会が始まろうとしている。プロ野球の開幕も近い。純粋な気持ちでスポーツが醸し出す感動に向き合えるかどうか自信がない。私の心は揺れ動いている。

 心の平穏を取り戻すために都内をゆっくり歩くことにした。“東京10社巡り”の第2弾は江東区にある富岡八幡宮。創建は1627年。「深川の八幡様」として親しまれ、「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つでもある。

 参道を歩くと江戸時代の測量家・伊能忠敬の銅像、奥には「横綱力士碑」などがある。ここには歴代の横綱の名前が刻まれるのだが、照ノ富士の名前はまだない。これも新型コロナウイルスの影響なのか。

 記者時代に後輩記者と初詣に訪れたことがある。一緒におみくじを引くと私は平凡な小吉。しかし、後輩記者は大凶を引いてしまった。慰める言葉もなく、近くの居酒屋でもお通夜状態。まったく盛り上がらなかった。後輩記者は“あの1年”をどういう気持ちで過ごしたのだろうか。

 帰りに「深川しまだ」というそば屋で飲むことにした。名物は野菜のかき揚げ。ミニでもキャッチャーミットぐらいの大きさがある。ビールを飲みながら仕上げにせいろを注文。そばはコシがあって男の歯ごたえ。つゆは甘さ控えめの江戸の味。余ったかき揚げもせいろと一緒に食べて大満足の一品でもあった。

 「深川しまだ」を出て軽くパチンコを打つことにした。すると1000円で大当たりが12回(1パチですけど、それが何か?)も続いた。「深川の八幡様」に手を合わせたご褒美なのかもしれないが、あまりうれしくはなかった。私の願いはただ一つ。世界の人々が平和になることだ。(今関 達巳)

 ◆富岡八幡宮 通称は「深川八幡宮」。江戸最大の八幡宮で8月の祭礼「深川八幡祭り」は江戸三大祭り(他は日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭、ちなみに浅草の三社祭は江戸三大御輿の一つとして数えられている)。江戸勧進相撲発祥の神社で境内には大相撲ゆかりの石碑が多数建立されている。

コラム

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×