【楽天】岸孝之が4回1安打無失点、通算150勝へあと9勝、今季達成へ調整順調…ローテ入り当確

先発し4回を無失点に抑えた楽天の岸(カメラ・石田 順平)
先発し4回を無失点に抑えた楽天の岸(カメラ・石田 順平)

 楽天・岸孝之投手(37)が5日、阪神とのオープン戦(甲子園)に先発し、4回1安打無失点の好投で開幕ローテ入りを当確させた。開幕2戦目となる26日のロッテ戦(楽天生命)を任されることが有力。あと9勝に迫る通算150勝達成を目指すシーズンへ、準備を進める。

 狙い通りの直球が外角いっぱいに決まると、岸は涼しげな表情を浮かべたままマウンドを降りた。「今日一番いいところに決まってくれたなと思います」。5―0の4回2死。カウント2―2から大山を見逃し三振に仕留めてお役ご免。4回1安打1四球2奪三振、無失点で開幕ローテ入りを手中に収めた。

 序盤はあえて安田のサインに首を振った。スライダーを封印し、直球で押すスタイルで攻めた。3回に入り2巡目を迎えたところで「肩も温まってきた」とスライダーを解禁。100キロ台のカーブ、チェンジアップも織り交ぜ4つのゼロを並べた。今季初実戦となった2月26日のヤクルトとのオープン戦(浦添)では3回34球を投げパーフェクト投球を披露。中6日のマウンドを終えて「前回に比べたら良くはなっている」と自己分析した。直球、変化球ともにキレも精度も上昇。順調に段階を踏めている点に納得した様子だった。

 このまま順調にいけば開幕2戦目を託されることが濃厚となった。今季は「近いようで遠い」と話す150勝への挑戦が待ち受ける。2月の沖縄・金武町キャンプでは先発陣最多となる1286球を投げ込み、入念に肩を仕上げるなど懸ける思いは強い。

 開幕までは残り2試合に登板予定で次回は4~5回がメドになる。「球数を増やしてバッターとの対戦をもっともっと重ねていけたら。その中で課題が見つかればまた取り組んでいきたい」。最高の備えを施し、16年目のシーズンへと向かう。(長井 毅)

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